ファイナンシャルプランナーの試験日まであと3週間。
「みんちゃれ」に加入してから毎日コツコツ勉強しているのですが、苦手分野(特に不動産)がなかなか頭に入ってきません。加入してなかったら絶対に諦めていたはずです(;_;)
今日は気分を変えて自分にも関係のあった退職金の税金について、まとめてみました。
独身女性にとっては大切な老後資金です。
申告漏れのないようにしましょう。
退職所得とは
退職所得とは、退職により勤務先から受ける退職手当などの所得をいい、社会保険制度などにより退職に基因して支給される一時金、適格退職年金契約に基づいて生命保険会社又は信託会社から受ける退職一時金なども退職所得とみなされます。
引用元:国税局ホームページより
*退職金を年金型で受け取る場合は”退職所得”ではなく”雑所得”になります。
退職金制度があるのとないのとでは、気持ちの余裕が全然違うと思います。
もし転職先を決めずに退職した場合は、生活費にあてることができますので。
退職所得の計算方法(基本)
退職所得=(収入金額ー退職所得控除額)×1/2
退職所得控除額の計算方法(勤務年数により異なります)
勤続年数(A) | 退職所得控除額 |
20年以下 | 40万円×A (80万円に満たない場合には80万円) |
20年超 | 800万円+70万円×(A−20年) |
*勤続年数1年未満の端数は切り上げ。
課税方法は
退職所得の金額は、他の所得と合算することができないので分離課税となります。
- 超過累進税率を適用
- 令和19年12月31日までは復興特別所得税の2.1%も納めないといけません。(所得税に1.021をかける)
「退職所得の受給に関する申告書」を忘れずに提出する
退職金を受ける日までに「退職所得の受給に関する申告書」を会社(支払者)に提出すると、退職所得の金額に応じた税額が源泉徴収されるので確定申告は不要です。
提出しないと収入金額の20.42%(所得税20%+復興特別所得税の2.1%)の税率で源泉徴収されるので、確定申告で精算しないといけません。
まとめ
独身女性にとって、退職金は老後資金になる大切なお金です。
微々たるものでしたが同じ業種では退職金制度がないところもあったので、ありがたいと思わないといけませんね。
退職金にかかる所得税と住民税を計算するサイトがありました。
簡単にシュミレーションできますので、ぜひお試しください‼︎
市民税・府民税について