先日、一番最後にペアを組んだ男性に会いました。
責任者に昇格して自信に満ち溢れ、びっくりするくらいキラキラ輝いてました。脂が乗る…もうこの言葉がぴったり♡♡
その姿を見た時に、改めて引き際の大切さを実感しました。
道を譲る。
そして新たな挑戦。
一番の目標が叶ってから8年。
最初の3年間はがむしゃらに働いてました。その後は次の目標を設定できず、時間拘束が長い職場で追われるがままに毎日を過ごして。
「わたしはこれでいいのかな」と悩みながらも、ほぼ同じ時間に起きて日々のタスクをこなしていました。
その中で少しずつ離れていく会社との関係、身体の不調、なんども退職を考えたけれど決心できませんでした。
「辞めて、老後どうするの」
会社への感謝もありながらも、責任者として限界を感じ、会社の考えに賛同できずにいる自分、そうなるとサラリーマンは離れないといけないですよね。悔しいけど目標を持っている優秀な若手にバトンタッチする時です。
退職してから3ヶ月間、振り返るとわたしにとって意味のある毎日でした。
時間ができたことにより大切な人とちゃんと向き合える精神的余裕が生まれ、家族との関係修復、そして人生の意味を考えたり、年齢に関係なくチャレンジする気持ちが芽生えたりと。
失ったものは大きかったけれど、それ以上に価値のあるものを手に入れたかもしれない。
たくさんの人に会って刺激を受けて、少しずつ自分らしさを取り戻すことができました。
手放すことは勇気がいる。
でも手放して初めて気づくこともたくさんある。
本当にやりたいこと、自分が大切に思っていることはなにか。
毎日同じことをひたすら考えて、興味があることにチャレンジして挫折、そして焦り、もうその繰り返しでした。ぐるぐるぐるぐる…。
今後の人生でやりたいことは、退職して一番最初に思ったことに戻りました。前職で働いた経験の中で一番やりがいを感じていたことに。
ちょっと遠回りしたけど、腰を据えてチャレンジしてみようと思います。
今日は母親の病院への付き添い。離れて暮らしているので働いている時はなかなかできませでした。
大切なものを犠牲にしてまで頑張る必要なんてないし、ずっとちっぽけなプライドにこだわっていた自分を笑い飛ばすと同時に「おつかれさま」と労ってあげたい。
今、やっと心の底から言えるかも。
あとよろしくねって(^_−)−☆