同級生とのランチ会で盛り上がったドラマ「女系家族」、いろんな意味で面白かった。
「白い巨塔」や「華麗なる一族」など、素晴らしい作品をたくさん残されている大好きな山崎豊子さんの小説をドラマ化したもの。ドラマが始まるまでに全ての用事を終わらせて、テレビの前に座りました。
関西人としては少々気になる言葉遣いですが、俳優さんの演技が素晴らしいので大目にみるとして(^^)
遺産相続をめぐる女性たちの骨肉の争い、いけず満開です。
父親の死後、三姉妹で相続争いをしているところに宮沢りえさん演じる文乃という艶かしい愛人が出てきて。おまけに文乃は身ごもっています。
父親が自分たちと同じ年頃の愛人を囲っていたと知り、お金の執着だけでなく嫉妬まで絡んで。
女優さんって凄いですね。女の嫌なところを見事に表現されていました。
脇を固める宇一役の奥田瑛二さん、いやらしい番頭役がぴったり。
文乃の家の近所にある薬局の奥様役には山村紅葉さん、一番面白かったのが三姉妹の叔母役の渡辺えりさん。急に踊り出したりされます(^^)
細かく書くとネタバレになるので、このあたりで。
最後はそうきたか…という終わり。
父親の復讐、怖っ(o_o)
以前に米倉凉子さんが愛人役を演じたものもありました。
その時の宇一役は橋爪功さんで、凄く印象に残っています。個人的には橋爪功さんの宇一の方が好きかな。
何年経っても面白く見れるって、それだけ山崎豊子さんの作品が素晴らしいってことですね。
機会があれば、ぜひ見てください。
ドロドロ感だけではなく笑うところもたっぷりありますので、あっという間の2時間×2日間です☆